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届いたけれど
2019 / 09 / 01 ( Sun ) 00:00:50
先日、酔った勢いで。。。
つい。。。
ポチりました

はい。。。
ポチってしまいました

その商品が今日
届いたのですが

思ってたより
重い。。。
そして、デカい

あまりに大きいので
予定していた設置場所の変更を
考えなければなりません

届いたのは。。。
電子ピアノ

しかも、組み立て式

宅急便の方に
玄関まで運んでいただいて
それを一人では
部屋にさえ移動させられなかった

重すぎて。。。

これを組み立てられるのか???

不安は募ります

でも、組み立てられたら
私の生活はかなり変わって来るでしょう

なんといっても
ピアノが身近にある環境を
手に入れられるのだから

さて。。。
何が弾けるようになるのかなぁ

期待で胸はいっぱいです

でもその前に。。。
組立てをしなくちゃなりません

一人では重くて無理そうなので
だんな様がお休みの時に
一緒に手伝ってもらおうと思います。。。

それにしても、デカい

例え、酔った勢いで購入したとはいえ
弾かないともったいない

頑張ります。。。

老後の趣味のひとつとして!!!

っで。。。
届いたのがこれ

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そして、出来上がるはずなのが
これ。。。

IMG_0592.jpg

出来るかなぁ
出来るといいなぁ。。。

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日記 CM:0 admin page top↑
発達検査
2019 / 08 / 28 ( Wed ) 23:43:59
生後2か月で
脳梗塞を起こして
生死の境をさまよった孫

生きてるだけで
万々歳

のはずなのだが

保育園のいろんな決まり事のため
発達検査を受けることになった

いやいや。。。

同じ年の子供とは
明らかにいろいろ発達が遅いけど
孫なりの成長はしている

それは、間違いなく

けれど。。。
いろいろ受けられる支援を受けるためには
必要なんだそうだ

お前。。。
遅れてるぞ!!!

っていう書類

まぁ、覚悟はしていたけど
少し、運動障害もあって
整形外科にも通って
リハビリも受けている

さらに。。。
発達検査

これは、病名を確定診断する検査ではないのだけれど

それでも。。。

結果を聞くのは覚悟がいる

祖母の私でもそうなのだから
母親の娘にしたら
大変な経験になるに違いない

娘は結構
楽天的で
それほど重要なことだとは
今は思っていない様子

でもね。。。
遅れてるかも
と自分で思うことと
専門の先生に
遅れてますね!!!
と言われるのは
かなり違うよ

とりあえず。。。
検査結果は娘と一緒に
病院へ聞きに行くことにした

普通に生まれて
普通に育って
普通に。。。

普通ってそれほど大切?

娘も幼い時
心臓に雑音があって
将来、重い心臓病になるかもしれない
思春期ごろだけれど。。。

などと言われて
情けない私はかなりビビった

けれど、自分は。。。
5歳までは生きられないかもしれないと
主治医に言われていたと
母が言う

そっか。。。

それに動じなかった母は強かったと
そういわざるを得ない

私もどんと構えていたい

だって。。。
歩くし
ジャンプするし
良く笑うし
ばぁば、ばぁばと言いながら
満面の笑みで近寄って来るし
可愛さといったらこの上ない

多少。。。
他の子供と比べて
出来ないことが多いことが
どれほどのことだろう

だって、時間はまだまだあるし
孫は確実に成長している。。。

ただ、怖い気はする

頑張れ!!!

私がどんと構えなくてどうする
少なくとも孫は生き延びた
そして、よく笑う

それが望みだったはず
願いは叶った

人間ってどこまで貪欲なのだろう

願いが叶えば
また次の希望を叶えたいと思う

周りの子供と同じ。。。

それが幸せの基準ではないことは
嫌と言うほど知っているのにね

大丈夫

何があっても私が守る
何が何でも私が守る
孫たちも。。。
娘も。。。

たとえどんな状態だろうと
孫の笑顔のためならば

私は神様にだって
勝てそうな気がするんだ。。。

そんな気がするんだ

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バランス
2019 / 08 / 23 ( Fri ) 23:20:56
正論ばかりでは
理想ばかりでは
世の中は一歩も
先には進めない
嘘を飲み込んで
見て見ぬ振りを決め込んで
さもそれが
正義であるかのように

いつからこんなふうに
世の中は変わってしまったのだろう
それとも馬鹿な私が気づかなかっただけで
そもそもはじめから
こんなもんだった?

どちらにせよ
何も変わらない
私一人がどうあがいても
無駄だって
諦めて諦めて
声すらあげる事もせず

『仕方がないから』
そんな言い訳を合言葉に
周りの空気に
自分も染まって。。。

子供のころに聞いたお話
天国には
幸せしかないんだって
幸せしかないのならば
幸せの概念すらなくなる
不満がない分
満足感もない
考えてみると
そんな世界で
永遠に過ごすなんて
背筋が凍る

天国とは本当の意味での
地獄かもしれない

矛盾の中にこそ
得られる幸せがある
光と影
どちらが欠けても
決して成り立ちはしないように
刹那の中にしか人は
永遠を感じることが出来ないように

本当に難儀な
ジレンマだ
呆れるほどに厄介だ

わかってるよ
わかっているけどさぁ
わかっていても
理想論。。。
君は繰り返してよ
私はそれを全力で応援するから

勝手なお願いでも
本気のお願いだ

だって。。。

理想的な世の中を求めいるわけじゃない
お伽噺を信じてるわけじゃない

ただ。。。
理想を求める心が存在していること
それが何より大切なんだと思うから

相反する事象は
お互いの存在にとって不可欠

ならば。。。
だとするならば。。。
考えるべきはそのバランス

そう、バランス。。。

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贖罪
2019 / 08 / 01 ( Thu ) 23:08:28
私はずっと探していた
生きる意味って奴を
他の誰もが一度は
立ち止まる壁の前で
ひたすら探り続けてたんだ
生まれてきた意味が
どこかにあるはずと

他の命を食べてまで
明日を繋ぐ意味
どんなに探したって
見つからなかった

それっくらいちっぽけな自分の命
もてあましながらも
あきらめられなくて

夏の日暮れ
ヒグラシがやかましい
自分の命はここに
確かにあるって
そんな鳴き声に気づいてしまった
どんな理由があっても
同じことだと

その命にとって
その終わりが
すべてのピリオドになる
ならば。。。
私の明日のために
幾つの。。。
世界の終りがあるのだろうか

私の命は罪なのか
私の命は悪なのか

そんなはずない
そんなことない
打ち消しても
打ち消しても
真実は壁のように
私の命の前に
立ちふさがる

しばらくは。。。
泣いて過ごした

自己嫌悪に
吐き散らかした

それでもやがて。。。
お腹が空いて
また世界の終りを
胃袋に詰め込んだ。。。

あぁ。。。なんて
命とは
罪深い
でも。。。
だからこそ、愛おしい

私はいつか
泣くのをやめた。。。

わかってしまったから

たくさんのたくさんの
命という世界の終りを食べて
それでも明日に向かおうとする
自分の命に
たとえたしした意味なんかなくても
それでも明日を望むその気持ちは

あとから
あとから
嫌になるくらい
あとから

溢れくるんだ
溢れてしまうんだ

その溢れ出た思いこそが
命の意味だと

今はそんなふうに
思うようになった

そしたら。。。
そしたら。。。

食べた命の分も
ひたすら生きるよ

少なくとも
生きようとするよ

そうでなけりゃ
あまりに悲しすぎるから

だから。。。
生きるよ

もっと生きるよ

神様がここまでだよって
止めに来るまで

だから。。。
生きるよ

懸命に生きるよ

そう思うことが
私の贖罪。。。

そんな気がしてならないから

ただひたすらに
生きるよ。。。

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自宅の窓に
ヤモリ。。。
ウチの守り神。。。かも
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奇遇だね
2019 / 07 / 28 ( Sun ) 23:51:48
やぁ。。。
こんなところで会うなんて
奇遇だね

いつもは、朝しか会わないもんな。。。

えっ?
ここで何をしていたのかって?

今日は一日。。。
ここで空を見ていたんだ

僕は空が好きなんだよ

朝日の眩しさは
とても気持ちがいいし。。。
夕焼けはあまりにも美しい。。。
星空は魅力的で。。。
ワクワクするしね

いくら見上げていても
飽きないのさ

だから、毎日毎日。。。
空を眺めながら暮らしている



えっ?
仕事?

仕事ねぇ。。。
あえて言えば


今、順番待ちをしているところだ。。。
そう、順番待ちが僕の仕事なんだ
他にすることもないんでね

ん?
それで、幸せなのかって?

あぁ。。。
あらまし。。。幸せだ

おや?
不思議そうな顔をしているね

なら。。。
話してあげてもいいよ
僕の順番待ちの話

聞いてみるかい?

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「おはようございます。部長」

僕はそう言って頭を下げた

いつもの朝
いつもの挨拶

「あぁ、おはよう。。。」

ここでいつもなら
部長のまだ眠そうな声が聞けるはずだった

でも、部長は返事をしない

というより。。。
僕を見ようともしない

なぜだ?

そう考えると頭が痛くなった

昨夜はちょっと飲み過ぎたな

嫌なことがあったもんだから、つい
そう。。。昨日は
とっても嫌なことがあったんだ

……。

あれっ?
いったい何があったんだっけ

……。

あっ!!!

やっと僕は思い出した
昨日の最悪な出来事

そうだった。。。
僕は。。。

リストラされたんだった

なんてことだ
クビになったって言うのに
のこのこ会社にやってくるなんて
僕はなんて馬鹿なんだろう

だから。。。
部長のやつ、無視しやがったんだ

もう僕には
朝の挨拶すら必要ない

そういうことなんだろう。。。

ひどい仕打ちだ。。。


しかたなく
僕は家に帰った

昨夜は深酒をして
途中から記憶が消えている

妻にはまだ。。。
リストラのことは言えていないはずだ

でも、今日は言わなきゃな
黙ってたって、どうせ。。。
すぐにわかってしまうことだ

「ただいま。」

そう言いながら
玄関のドアを開ける

返事はない

妻は、どこかに出かけているのかもしれない
まさか、こんな時間に僕が戻るなんて
思ってもいないだろうから。。。

ちょっとほっとする

だが、リビングに入ると。。。
そこに妻はいた
テレビを観ながら
コーヒーを飲んでいる

「ただいま。。。
 実はさ。。。言いにくいんだが
 僕は、リストラにあってしまった。
 でも、心配するな。
 なんとかするから。。。
 とりあえず、失業保険をもらおう。
 それでしばらくは、暮らしていける。
 すぐ、次の仕事も探すよ。
 ほんとにごめんな。。。」

うつむきながら
一気に言葉を並べたてた
この不景気だ
そう簡単に、なんとかなるなんて
とても思えなかったけれど
こう言わないと話は進まない

全部言い終えて
少しだけ、気が楽になる
こんな言いづらいことは
パッと言ってしまうに限る

妻の反応が気になって
そっと顔をあげた

相変わらず。。。

妻はテレビを観ていた
こちらのほうなど。。。
見向きもせずに

まさか、聞こえなかったのか?
いや。。。そんなはずはない
妻はたぶん。。。
あえて、無視をしているのだろう

お前もか。。。

部長と同じだ
働かないものには。。。
かける言葉もないってか???
妻の反応に。。。唖然とした

昔は。。。
そう、結婚したばかりの頃は
こんな女じゃなかった
僕が会社に行こうとすると

「寂しいから。。。早く帰ってきてね。」

なぁんて言われたもんだ
変われば変わるもんだな

結婚すると女は変わる。。。

それは、よく聞く話だが
変わったように見えても
夫がピンチの時には
支えてくれる
それが夫婦だと思っていた
でも、現実は。。。。

無視だ

ははは。。。切なくて笑っちゃうよ。。。

妻は、テレビから視線を外さない

いたたまれなくなって
そっと家を出た


家のすぐ前に公園があった
そこのベンチにとりあえず腰掛ける。。。

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あ~、やだやだ
スーツ姿で。。。こんな時間に。。。
公園のベンチに一人で座っているなんて

リストラされました!!!

って公言しているようなもんだ

まっ、仕方がないか

ほんとのことだから。。。

はぁ~

「おや。。。渡辺さん
 どうされたんですか?
 こんなところで。。。」

ふいにそう声をかけられた
見るとお隣の鈴木さんだ

「あっ、鈴木さん
 おはようございます。
 ちょっといろいろありまして。。。」

「そりゃあ、いろいろあったでしょう。
 こんなところにいるくらいなんだから。
 よかったら、私に話してみませんか?
 何かお力になれるかもしれませんよ。」

なんだろう。。。
この馴れ馴れしさ。。。

鈴木さんとは、いつも道で会えば
挨拶はするけれど
特に親しいわけでもなかった

今まで、仕事仕事の毎日で
隣の人がどんな人なのかなんてこと
まるで、興味がなかったから
鈴木さんについても
何も知らないに等しい。。。

鈴木さんって。。。
こんなに世話焼きタイプだったのか

力になるっていうけど
リストラされたと話せば
新しい就職先でも紹介してくれるかな。。。

たぶん。。。無理だろうな

鈴木さんはどう見ても
バリバリ働いているようには見えなかった
生気がないっていうのか
影が薄いっていうのか
そんな感じのする人だ

そもそもこの人が、何の仕事をしているのか
僕はそれすら知らなかったのだ

っが。。。
よく知らない人だから
話してみようという気になった

部長も妻も
無視しやがって。。。
僕の話を聞こうともしない

鈴木さんなら
ただ、聞いてくれるだろう

話すだけで。。。
少しは気持ちが軽くなるかもしれない


そう思って僕は
話を始めた

鈴木さんは。。。
うんうんと頷きながら
熱心に僕の話を聞いてくれた

それだけで。。。ありがたかった

「っで。。。
 情けないことに妻にも無視をされて
 こんなところでぼんやり座っていたわけです。。。
 でも、聞いていただけて楽になりましたよ。
 これから、職探しに行ってこようと思います。。。
 少しは、頑張らないといけませんよね。」


今まで、うんうんと頷き続けていた鈴木さん
なぜか、ここで首を横にふる

「いや。。。頑張らなくていいと思いますよ。」

「えっ?」

頑張らなくていい???

それは。。。慰めているつもりなのか
それとも、鈴木さんなりの励まし方なのだろうか

そういえば、最近読んだ本に。。。
精神的に疲れている人に
「頑張れ!!!」は禁句だと書いてあった気がする

そうか。。。
あれを実践しているってわけだな

「それでもね。。。
 僕は、頑張りたいんです。
 妻のためにもね。。。」

「あなたはもう十分頑張ってこられた。
 結果は、あなたの望むものではなかったでしょうが
 あなたの頑張りは本物でした。
 私はよく知っていますよ。
 あなたがどんなに頑張っていたか。
 もう、いいじゃないですか。
 
 こちらもそう悪くはないですよ。
 慣れてしまえば
 自由で。。。気ままで。。。気楽でね。」

「こちらって。。。どういう意味です?」

鈴木さんももしかしたら。。。
リストラ組?

その時。。。

自宅の前に
一台のタクシーが止まるのが見えた
妻が血相を変えて家から出てくる

そして、そのままタクシーに乗り込み
どこかへ出かけて行った

いったい何があったのだろう。。。
僕は気になった

「あの。。。鈴木さん
 ちょっと、妻が心配なので
 今日はもう帰ります。
 話を聞いてくれてありがとうございました。
 また、ゆっくりお話しさせてください。。。
 それじゃあ。。。」

僕が家に戻ろうとすると
鈴木さんが僕の腕をぐっと掴む

「何をするんだ。」

僕が叫ぶと鈴木さんは。。。
慌てた様子もなく
さっきと同じ穏やかな口調で
こう言った

「ちょっと待ちなさい。。。
 今、帰っても仕方がない
 私の話を聞きなさい。」

「でも、急いでいるんですよ。」

僕は、鈴木さんの手を振り払おうとしたが
凄い力で掴まれていて
どうにも振り払うことは出来なかった

「まぁ、聞きなさいって。。。
 あのね。。。
 あなたは昨日、リストラされて
 やけ酒を飲んで
 そのあと。。。人生に失望して
 首を吊ったんですよ。
 会社の裏の空きビルで
 思い出しませんか?
 
 たぶん、あなたの死体が発見されて
 奥さんに連絡がいったのでしょう
 もうあなたに。。。
 出来ることはありません。
 だって。。。死んでるんですから。。。」

「何をバカなことを。。。あっ。。。」

そこで。。。
僕の記憶が、突然戻ってきた

そう。。。
それは確かに昨日の記憶だ

昨夜、僕は。。。首をつった
リストラにあい、途方に暮れたのだ
この不景気だ
再就職はむずかしい
これまで死に物狂いで働いて
結果がリストラ
僕にはもう。。。
生きる気力が残っていなかった

あぁ。。。そうだった

そう考えれば
今朝からの出来事のすべてに
納得がいく

だったらなぜ、僕はここにいる?

「僕は幽霊になったんですね。
 だから、部長も妻も僕が見えなかった。
 嫌がらせで無視をしていた訳ではなかったのか。。。
 でも、だったらなぜ。。。
 鈴木さんには見えるんですか?」

「簡単なことですよ。
 私も幽霊だからです。。。
 人は死ぬとふつう天国へ行くんですがね。
 あなたは、天国へ行くより
 会社に行きたい気持ちが強かったんですね。
 リストラされたっていうのにまだ。。。
 もう、死んでいるというのにねぇ。。。
 でも、わかりますよ。
 実は、私もそうだったんです。
 だから、わかります。
 天国へはいずれ行けるはずなんですが
 順番があるみたいで。。。
 死んだ直後の最初のチャンスを逃すと
 しばらくは、この世で待ってなくてはならないのですよ。

 っで、私は順番待ちをしてるってわけです。。。

 私の姿形は、普通の人には見えませんが
 人間の中には。。。まれに霊視能力がある人がいるでしょ。
 人恋しい時には、そういう人と話をすることにしています。
 あとは。。。自由気ままに。。。
 何をしてもいいわけです。」

「えっ。。。
 だって、私は鈴木さんのことを
 随分前から知っていますよ。」

「そう。。。そうでしたね。
 あなたには、その霊視能力があったんですよ。
 自分では気づいてはなかったみたいですが。。。

 私は、人恋しくなると
 あなたや。。。
 まぁ、他にも何人かいる霊視能力のある人に
 朝の挨拶をしてまわっているんです。
 すると。。。
 私はここにいるんだって実感して
 安心するんです。
 死んでいるのにね。。。
 いや。。。死んでいるからこそなのかもしれません。
 よかったら・・・霊視能力者のリスト
 差し上げますよ。。。

 まぁ。。。気長にいきましょう。。。」

「そんな。。。ことって。。。」
 
僕の体中の力が抜けていくのがわかった

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こうして。。。
僕の長い順番待ちが始まったんだ

2週間くらい前。。。
鈴木さんの順番がやってきて
天国へ逝ってしまったので
今は。。。一人ぼっちだ

人恋しくなったら
霊視能力のある人に会いに行く

「おはようございます。。。」

「あっ、おはようざいます。」

「いってらっしゃい。」

「はい、いってきます。」

そして、軽い会釈


それだけでいいのだ
それだけで。。。僕は生きてる。。。

いや、死んでるんだっけ。。。

とにかく、自分はここにいる
。。。ということが実感できる

自殺なんて早まったなぁと
今は心から思うよ

でもさ

死んで初めてわかったこともある
僕には、生きてるあいだ
仕事ばかりに気をとられて
気付かなかったことがたくさんあった

朝日がとても眩しいこと
夕焼けが美しいこと
夜空が魅力的なこと

そんなことを改めて確認しながら
時間を過ごすようになったら
案外、こちらも悪くないかもしれない
そんなことを思うようになったよ

つくづく思うんだけどさ
仕事ってなんなんだろう。。。

朝日より輝いて
夕焼けよりも大切で
星空よりも素敵なものだったのか

死んでしまった今ではもう。。。
生きていたころの気持ちは
よくわからなくなってしまった

ただ、こうも思う

もしも、もう一度生きなおすことが出来るなら
今の僕なら、必ず幸せになれるだろうって

この世には。。。
人を幸せにする材料が
たくさんころがっているのさ
しかも、ありがたいことに
無料の幸せだ


生きているうちは
気付かないんだよなぁ
僕みたいに

なんてもったいないことをしたんだろう

まぁ、それでも。。。
今はこんなに素晴らしい景色を
毎日眺めて暮らせているから
あらまし幸せな気分で
順番待ちを続けていられる。。。

おいおい。。。
そんなに変な目で
僕を見るのはやめておくれ

嘘だと思っているのかい?
まぁ、信じられないのは無理もない

だが、真実さ

君の名前
鈴木さんのリストに載っていたんだ
鈴木さん。。。覚えているかい?

最近、見かけなくなっただろ

そりゃそうさ

彼は今頃。。。
天国にいるんだから

クックックッ。。。

これで、僕の順番待ちの話はおしまい

どうだい
面白かったかい?


あっ。。。


それと、あとひとつだけ
君に話さなきゃならないことがあったんだ

君は、今朝。。。
自分が交通事故にあったこと
覚えているかなぁ。。。

普通はあの時
天国へ行くはずだったんだけどね

君は。。。
まだ会社に行きたかったんだね

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もちろんわかるよ。。。
僕もそうだったから

あらら。。。
泣き出しちゃったよ

戻ったんだね
事故の記憶が

僕がこんなことを言うのもなんだけど
元気出せよな

ところで。。。

君も一緒に夕焼けでも眺めないか
こちらもそう悪くないさ

あとで君にも霊視能力者リストをあげよう
きっと役に立つと思うよ

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なぁに。。。
気長にやればいい

順番がくるまで。。。

自由で。。。気ままで。。。気楽にね

           
          おしまい
小さなお話 CM:0 admin page top↑
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